「フイードバック」

1.「フイードバック」の持つ意味
「フイードバック」とはクライアントの望んでいる目標をクライアントが自ら達成することができるように、クライアントを自ら考えさせ行動を促し、コーチとして支援することを目的として、クライアインとの話した内容について「事実をありのまま」クライアントに指摘し、クライアントの気づいていないものを気づかせることです。
2.「フイードバック」の2つの要素
(1)強化を目的とする「フイードバック」
クライアントの望んでいる目標をクライアントが自ら達成することに対し、クライアントがコーチに話したことが、有意義であるとコーチが考えた場合コーチとして「事実をありのまま」クライアントに指摘し、クライアントの目標達成を支援します。
(2)改善を目的とする「フイードバック」
クライアントの望んでいる目標をクライアントが自ら達成することに対し、クライアントがコーチに話したことが、効果的ではないとコーチが考えた場合コーチとして「事実をありのまま」クライアントに指摘し、クライアントの気づいていないものを気づかせ、クライアントが好ましい方向に向かうことを支援します。
(3)「フイードバック」は「指摘」することになります。

「フイードバック」は「事実をありのまま」に具体的に「指摘」することであり、コーチがクライアントの話しを「評価」することではありません。
「指摘」の伝え方は「Iメッセージ」にて伝えます。

「YOUメッセージ」はクライアントが「評価」されている、「批判」されていると考えてしまう可能性があるので使いません。