コミュニケーシとは、双方向の交流により、自分と相手が「意思」「感情」「思考」を共有化することです。

自分と相手が、お互いにいい関係にあり、相互に理解できること、つまり Win-Winの関係になることです。

自分 相手 関係
Win(勝ち) Win(勝ち) Win-Win の関係
Win(勝ち) Lose(負け) Win-Lose の関係
Lose(負け) Win(勝ち) Lose-Win の関係
Lose(負け) Lose(負け) Lose-Lose の関係

コミュニケーションの二つの機能

1.ビジネスにおける機能:
情報・意思の伝達→情報を交換することにより、目的意識、問題意識が共有化されます。
2.人との係わり合いにおける機能:
感情の伝達→感情を伝達することにより相互理解が促進されます。

コミュニケーションの変化

1.従来型 コミュニケーション:
指示命令型の上からの一方通行のコミュニケーション
結果として、指示命令を受けて忠実に実行しようとする、依存タイプの人間ができてしまいます。
(上からの指示命令がないと何もしません)
  1. 上司から仕事のやり方を教えられる部下の社員
  2. 親からなにをしたらいいかをいわれる子供達
  3. 学校の先生から勉強のやり方、テクニックを教えられる生徒達
  4. 塾の先生から受験校を教えられる学生

→自分で考えない、手本・マニュアルをすぐほしがる人間ができてしまいます。


2.これからのコミュニケーション:
質問型の双方向のコミュニケーション
質問の答えを自ら考えることによって、自発的に行動できる人になります。
(自分で考え行動します)
  1. 上司から仕事のやり方を質問される部下の社員
  2. 親から何をしたらいいと思うかを聞かれる子供達
  3. 学校の先生から答えを質問される生徒達
  4. 塾の先生から希望する学校に入るにはどうしたらいいと思うか聞かれる学生

→自分で考えることにより、自分のこととして物事を考える前向きな人間ができます。


コミュニケーションの変化

1.コミュニケーションの量的拡大:
できるだけ回数を多くコミュニケーションをとります。
→お互いのことがよくわかるようになります。
2.コミュニケーションの質的拡大:
質問を多くし、相手から意見・考え方を聞き出します。
→意思・情報が、早く正しく伝わります。
3.双方向のコミュニケーションの完成(創造的コミュニケーション):
・目標完遂にむけての方策が出てきます。
・方策を実行するための道筋がわかります。
・お互いに成長していくことができます。

社会生活にとって、コミュニケーションは血液です。

インターネット、携帯電話の普及に伴い、コミュニケーションのあり方は様変わりしフェースtoフェースのコミュニケーションだけでなく、情報メディアを使った直接には面と向きあわないコミュニケーションが行われています。
それゆえに、コミュニケーションのあり方が問われているのです。
双方向のコミュニケーションの必要性が叫ばれているのです。